二日前の事件は現実だったということがだんだん分かるようになっている。「事件」という言葉は空虚な、事情の良し悪しを判断できないような不甲斐ない言葉だが、その事件の理はまだ知らないので、より判断がある言葉を書けない。日経新聞で、「暴動」という言葉があるが、私にとって「クーデター」のほうがいいかしら。が、正式な軍隊に支配されなかったので、普通なクーデターとは違いがある。結局、日本語の大好きな意味がない言葉、「事件」という言葉、に決めた。